にんじん舎の活動 循環型自然養鶏
残飯や調理くずを殺菌、かくはん、粉砕、乾燥させ、最後に乳酸菌や麺菌などの大切な菌の力を借りて作った発酵飼料と、たっぷりの緑の草で育てます。また、収穫後に農薬や抗生物質を使っていません。メンドリもオンドリも飛び回る平飼い養鶏です。
2004年みんゆう環境賞をいただきました。
『ひとを活かす、ものを活かす』
街のレストラン・特養・病院・支援学校などの食べ残しや店からでる豆腐のおから、魚のあら、パンくずなど、ゴミとしてしまえば、それまでのものが「にんじん舎」の良質なにわとりの餌に生まれ変わるのです。
こういったものにひと手間を加えて餌を作り、平飼い会津地鶏が、オンドリもメンドリも元気に飛び回りながら、おいしい卵を産む。これが「にんじん舎」の卵です。にわとりの糞尿は、良質の肥料となり、肥沃な土壌からは、栄養豊かな野菜が育ち、その野菜の残さが、ふたたびにわとりの大好きな餌になるのです。
①残さ等の回収
街の中をまわり
捨てられる食品残さや
おからなどの捨てられるものを
いただいてきます。
それらを
いただきに廻ることも
私たちの仕事です。
②発酵飼料を作る。
さっきまで、人の口に入っていた
食品残さは、配合比を決め、
機械にかけ、殺菌・撹拌・乾燥・粉砕する。
約4~6時間後
捨てられるはずの食品残さが
良質の餌になります。
その餌に発酵菌を入れ、
2、3日ねかせ、発酵飼料にします。
③「有精卵」と「鶏糞」を販売!そして循環へ!
抗生物質や薬剤を使わない
発酵飼料や生残飯を給餌するほか
毎日たっぷりと緑餌をあげます。
平飼いのニワトリは、
栄養豊かな有精卵を産み、
敷きワラと鶏糞は、
鶏糞は有機野菜の肥料に!
有機野菜は緑餌に循環します。
④形がふぞろい卵や産卵後の鶏肉は、加工食品に!
形がふぞろいだったり、たくさん採れた
おいしい新鮮な卵で「燻製卵」
「シフォンケーキ」に加工販売。
また、産卵後のニワトリは、「つくね」
「ウインナー」「フランクフルト」へと
鶏肉加工してもらいます。
もちろん無添加商品です。