大雪から一年 ヒナ育成舎完成! ありがとう。

 昨年2月の大雪は、にんじん舎にたくさんの被害をもたらしました。

 ヒナの育成舎もつぶれました。なんとか120羽のヒナは雪の中から助け出すことができましたが、15羽のヒナは建物の下敷きになって死んでしまいました。

 震災でゆがみがでた鶏舎を、修理して使っていたのであの大雪には耐えられなかったのだと思います。ヒナは緊急的に成鶏舎に入れ、窮屈な環境で春、夏、秋と過ごしました。


 そんな中、全国の仲間や郡山の仲間が心配してくれ鶏舎の再建に応援してくれました。

 助成金の申請がうまくいかないなか、福岡のさざなみAlohaのみなさん、福元さん、美容室グリーンリーフさんや郡山の橋本さんは、「がんばって」と再建費用を応援してくれました。そして、日本メイスン財団さん、読売光と愛の事業団さんから助成金をいただくことができ、ヒナ育成舎をを再建させることができました。みなさん、本当にありがとうございます。


 どうです。立派なヒナ育成舎でしょう。

 この育成舎は、今まで夏の高温対策で頭を悩ませていたのですが、換気扇付きの育成舎です。冬の凍結対策にも頭を悩ませていたのですが、ガスブルーダー付きの育成舎です。そして、なんとその電気やガスをバイオガスプラントからとるメタンガスで発電そして燃焼させるのです。まだ電気をためる蓄電池やガス圧を高めるコンプレッサーなど、整備しなければならないものはありますが、放射能汚染でやっかいものになってしまった家畜フンや刈草が活かされ、まわる仕組みで健康な鶏が育つ環境を作っていきたいと思っています。

暖房用ガスブルーダー

換気等の設備も充実

バイオガスを利用

コンロをブルーダーの代用に


 

 みなさん本当にありがとう。みんな、今日も1日がんばろうな。